通信331 「もっとフレキシブルにワクにとらわれず」 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第331号 (2020年8月31日発行)

もっとフレキシブルにワクにとらわれず
ミレ韓国語学院 前田真彦
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オンラインで授業を実施するようになって、リアルの教室対面授業ではできなかった、フレキシブルな単発講座が可能になりました。

授業では十分に時間が取れない音読の練習など、「音読ジム」と称して実施しています。その他、発音クリニック、変則活用、発音変化、漢字語、ことわざ、四字熟語、短作文など、1回限りの単発講座をたくさん実施しています。
イベント的に特別講座としてすることもありますが、そうではなく、日常的に、授業の隙間時間に実施しています。

早朝も日中も夜遅めも、平日も週末も、フレキシブルにやっています。1回限りですので、何の縛りもありません。

内容、レベル、人数なども恣意的に決めています。受講生が集まる時もあれば、そうでもない時もあります。それでいいのだと思います。

ある受講生が、「曜日・時間が合う講座がなくて、入れる講座が少ないです」と言っていました。最近は、仕事のシフトが以前のような曜日で固定されているのではなく、フレキシブルに組まれることが多いようです。
また、家庭の事情からも、平日の日中がいい人と、夜がいい人、また週末でないと時間が取れない人など、さまざまです。早朝に設定すると、受講生が集まったりします。

受講生が集まりにくいと予想していた四字熟語はすぐに満席になったりして、驚いたこともあります。受講生のレベルや関心も多様です。

学びたい人は大勢います。オンラインで繋げることのできる人もいっぱいいます。ただ、時間やレベルが合う講座が少ないだけ。
ならばこちらも、フレキシブルにたくさん立ち上げて、時間・レベル・内容が合うものを、自由に選んでもらうプログラムをたくさん準備するのがいいではないか。

受講生は、「〇〇学院」という学院の看板にとらわれることなく、あちこち、自分の関心とレベル・時間に合うものを選んで、自由に学び始めています。

「学びの場」を提供する側として、もっとフレキシブルになって、学びの可能性を広げていこうと思います。

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