通信351 「ハングルハンコに挑戦」ミレ韓国語学院 前田真彦

【週刊ハンガンネット通信】第351号 (2021年3月29日発行)
ハングルハンコに挑戦
ミレ韓国語学院 前田真彦
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昨夜、ミレオンラインで、「ハングルハンコに挑戦」を実施した。
日曜日21時30分と遅い時間にも関わらず14人の参加があった。

申し込み者には、石材・印刀など必要な道具を郵送でお送りしておいた。
材料費と送料を合わせて、1000円なので手ごろだ。受講料とは別途いただいた。

彫りたい文言・文字をあらかじめ準備しておいてもらった。
彫る手順や注意点は、パワーポイントで準備して、セミナーの最初に、作業の流れが分かるように説明した。

私は、中学校教師をしていた時期に、中学生にハンコを彫らせた経験はあったがオンラインでの実施は初めてだったので、どうなるか心配だったが、
作業は順調に進み、4,50分で、ほぼ全員彫りあがった。

最後に作品を見せながら、一言感想を言ってもらって全員で記念撮影。
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皆さん、なかなか味のある作品に仕上がった。

ハングル書道は、日本のいわゆる「お習字」の呪縛から解き放たれて「上手い下手を越えて」、書けるのがいい。
好きな文言を選べるのも楽しい。
とは言え、ハングル書道はある程度文字の稚拙さが誰にでも瞬間でわかってしまう。

それに比べ、ハンコの場合は、1文字からせいぜい3文字までなので優劣を判断する材料が少ない。

ほとんどの場合、「いい味出てますね」という評価でまるくおさまって、本人も満足できる。
字の上手い下手ではなく、手先の器用さやデザインの面白さで作品が映える。

石に彫るのだから、ガイドや道具がなければ敷居が高い。
しかしガイドと道具があれば、初心者でも、1時間で手軽に完成する。

完成すれば、石なので一生もんだ。
白い紙に朱色に鮮やかに映えて、うれしい。
SNSなどでもノートにでも押せるとかっこいい。

「ハングルハンコを彫る」は、文字に対する関心と、自分の韓国語学習に対する愛着をはぐくむもので、
韓国語学習者にもっと広がってほしい。
いや、広げていこう。

「ハングル書道」と「ハングルハンコ」は今後、ミレの定番ワークショップにできる、そんな手応えを得た。

◆第62回 メアリの会
音声添削の基礎基本4月18日(日)17時30分
音声添削の目的・方法を考えます。
章子講師・中村講師の実践報告を土台にします。
https://mire-k.jp/meari/ 550円 どなたでも参加OK

◆「韓国語を教える」夢をかなえませんか?
https://youtu.be/zugnTY-KJWEー韓国語教育ラボ日曜16時~見学自由

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