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【週刊ハンガンネット通信】第599号(2026年9月26日発行)
「韓国語の授業でAIをどう使うか学ぶセミナー」株式会社HANA 裵正烈
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出版取次大手の日販(日本出版販売)が生成AIの開発会社に大量の書籍を販売していたと、先日報じられました。
通信537「何かを調べるとき、検索するよりもAIに聞くようになると」で、苦労して作った本やウェブサイトのコンテンツを、AIに無制限に学習されて使われたら出版社の商売はあがったりだと書きました。出版流通の中核にあり、出版社と書店をつないで読者に本を届ける役割を担う取次がそれをやっていたとしたら、出版社の人間として心中穏やかではないです。
買われた本は生成AIに学習させるために使われるのでしょうか。もっともこの「AIに学習させる行為」自体は、現在の日本の著作権法では直ちに著作権侵害に当たらないそうですし、もちろんここまで普及している以上AIを禁止することなどできないので、著作権者や出版権者の権利をどう守るのかなどを、法制度の見直しを含めて議論していくべきだと思います。
外国語はすでに、AIを使ってかなり体系的に学べるようになっているそうです。AIの強みは、何度間違えても気兼ねなく練習できること、レベルを細かく合わせられること、即座に添削してもらえることだそうで(以上ChatGPT談)、これからは「韓国語を本で学びました」「教室で先生から学びました」ではなく、「主にAIから学びました」という人が増えてくることでしょう。
私たちは、こういう時代にいやおうなく適応していくしかないでしょう。出版社もそうですが、韓国語の教育に携わる人たちも、AIを否定的に捉えるだけでなく教育現場での活用や「協業」について考えてみる必要があると感じます。
こうしたことから、秋のハンガンネットセミナーでは、韓国語の授業でAIをどう使うかついて学ぶ機会を設けることになりました。
次回のハンガンネットセミナーは、韓国文化院と共にリアルイベントとして開催します。場所は東京・四谷にある韓国文化院で、11月7日(土)の11時から17時まで開催する予定です。
セミナーは大きく午前と午後に内容を分けて進行します。まず午前のプログラムでは、韓国語の抑揚のルールについて講義を受け、音声添削の実習を行う予定です。
午後のプログラムでは、教師たちがAIを授業にどう取り入れたらよいかというテーマで講演を聞き、実際にパソコンやスマートフォンを使ってAIを操作し、授業準備や教材作成、授業用の動画作成などのワークショップを行う予定です。
ハンガンネットワークでは、コロナ禍を境にすべてのセミナーをオンラインで開催してきましたが、今回は(東京のみの開催ではありますが)リアルイベントということで、韓国語を教える多くの先生方が一堂に会して交流できる貴重な機会になると思います。
セミナーの詳しい内容については、近日中にこのメーリングリストでお知らせする予定です。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思います。
